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日本一の桜の名所・吉野山とそこを守る3人の桜守【4/4情熱大陸】

次回4月4日放送の『情熱大陸』では、日本一の桜の名所として知られる吉野山の桜を保護している3人の桜守について特集します。
今回は“日本一の桜の名所・吉野山とそこを守る3人の桜守”と題して、吉野山についてと3人の桜守について紹介していきたいと思います。

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4/4『情熱大陸』のテーマは吉野山の桜守

冬が終わり、季節は春になってきましたね。
だんだん暖かくなってきたし、冬の上着もそろそろいらなくなりそうです。
学校や会社でも、新しい出会いがたくさんありそうですね。

春といえば桜を思い浮かべる人が多いと思います。
週末に散歩をしていたら、近くの公園にもいつの間にか桜が綺麗に咲いていて、多くの人がお花見をしていました。
特に日本人は桜が大好きですよね。

日本の至る所で咲いている桜ですが、その中でも「一生に一度は見ておきたい」と言われているのが奈良県にある吉野山の桜です。
50ヘクタールの山肌1面に約3万本の桜が咲き誇り、その絶景は“千本桜”や“一目千本”と形容されます。

4月4日に放送される『情熱大陸』ではその吉野山と、吉野山の桜を守る桜守の3人を特集します。

世界有数の桜の名所・吉野山

吉野山は“日本一の桜の名所”として知られています。
また、山全体が世界遺産である『紀伊山地の霊場と参拝道』に含まれています。

吉野山の桜は1300年前から“ご神木”として崇拝され、代々大切に保護されてきました。

1300年前、修験道の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が修行の末に、ご本尊の混合蔵王権現の姿を吉野山の桜に刻みました。
それ以降“ご神木”と崇められ、信者らによって献木され続け、やがて約3万本を有する桜の名所となりました。

吉野山には藤原道長や白河法皇も参拝に訪れたり、西行法師や松尾芭蕉が歌を詠みに訪れたりしています。
ときの太閤・豊臣秀吉が徳川家康や前田利家、伊達政宗らを引き連れお花見に来たことでも有名ですね。

また、源義経が頼朝から逃げるために山に隠れたり、政局を追われた後醍醐天皇がこの地に朝廷を開いたりと、歴史の重要な場面に幾度となく登場しています。

吉野山には200種3万本の桜が、山全体を埋めつくすように咲き誇ります。
その中でも、山の下の方から順に“下千本”“中千本”“上千本”“奥千本”と呼ばれる4カ所のポイントがあり、そこの景色は特に素晴らしいと言われます。

山の下から見上げても、上から見下ろしても素晴らしい絶景が広がります。
また、4月初めから下から奥へと順に開花するため、長い期間で見頃が続くのも特徴になっています。

吉野の桜守

壮大な歴史のある吉野山ですが、そこに咲く桜を日々守っている3人の桜守がいます。
それが4月4日放送の『情熱大陸』に出演予定の伊藤将司さん、山口公佑さん、そして奥西信介さんの3人です。

3人で約30ヘクタールの土地を管理しています。

彼らの仕事は桜の木の植樹や下草狩り、土壌の改善など多岐にわたっています。
1年の内、桜の花が咲く期間は本当に短いです。
短い期間ですが、桜を見に来る人たちに素晴らしい景色を見せるために、毎日精一杯メンテナンスしています。

また、近年では菌による土壌感染が原因で、吉野山に生える桜の衰退が危ぶまれているようです。
3人は自然の再生循環を取り戻すため、元気な桜を母樹として次世代の桜を育てるための植樹に力を入れています。

そして、次世代を担う地元の子供たちにも桜を大切に扱うことについてしっかりと指導しているみたいです。

伊藤さんは吉野山、山口さんは宇陀市、奥西さんが大和高田市と、出身地も育った場所も異なる3人ですが、同じ想いの下で協力して歴史ある吉野山の桜を守っています。

まとめ

ここまで、4月4日『情熱大陸』で特集される桜の名所・吉野山とそこに生える桜を守る3人の桜守について紹介してきました。

紹介のために調べているうちに、吉野山の桜にすごく興味を持ちました。
今年は無理そうですが、いつか桜が咲いている時期に訪ねてみたいと思います。

当日の放送では伊藤さんら3人に密着し、日々命がけで桜を守っている彼らの姿を見ることができそうですね。
また、彼らの吉野山の桜に対する熱い想いを知ることもできそうです。

次回『情熱大陸』“伊藤将司、山口公佑、奥西信介[吉野山桜守]/一目千本・世界に誇る吉野の桜を守る男達”は4月4日(日)夜11時から放送されます。