僕が観賞した映画について、どのような映画だったかを【映画感想文】としてまとめてみました。
第4回では大ヒット映画の続編、『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』を紹介します。
この映画のあらすじや感想について、ネタバレなしで紹介していきたいと思います。
皆様の映画選びの参考になれればと思います。
映画のデータ
タイトル:スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
ジャンル:サスペンス映画
監督:中田秀夫
脚本:大石哲也
製作:2020年 日本
主な出演者
加賀谷学役:千葉雄大
松田美乃里役:白石麻衣
浦野善治役:成田凌
笹岡一役:鈴木拡樹
『スマホを落としただけなのに2』のあらすじ
若い女性を狙った恐ろしい連続殺人事件は、神奈川県警の刑事・加賀美の活躍により解決しました。
それから数か月後、かつて多くの女性の死体が見つかった山の中から、また死体が見つかります。
捜査の結果、この殺人の犯人は“前回の事件の犯人”とは別人のようです。
さらに、仮想通貨の盗難事件やホワイトハッカーの殺人事件が起きてしまいます。
犯人はインターネット上の闇サイトで暗躍するMである可能性が浮かび上がります。
事件を解決させるために、加賀美たちはある死刑囚(前回の事件の犯人)の力を借りようとします。
加賀美が周りに秘密にしていることを教えてもらう条件で、死刑囚は警察の捜査に協力します。
一方、加賀美の恋人・美乃里はある男にスマホをハッキングされてしまいます。
彼女を執拗に狙う男の正体とは…
『スマホを落としただけなのに2』の感想
この作品は2018年に公開された大ヒット映画『スマホを落としただけなのに』の続編になります。
1作目も鑑賞済みですが、個人的には今回観た2作目の方が好きです。
こちらの方がサスペンス要素が強かったように感じました。
終盤はどんでん返しの連続で、次々と明かされる真相に驚愕したり、納得したりしました。
「この事件はこいつが…」とか、「そういえばそこに…」とか、思い返してみたら伏線は確かにありました。
真犯人に関しては、割と早い段階から怪しい人物に気づきましたが、よく考えたら動機に関しても前半からハッキリしていましたね。
犯人や次の展開の予想も楽しめ、ミステリーとしても上質だったと思います。
オチを知った上で、もう1度観ても楽しく鑑賞できそうです。
結局はほぼ全ての人がある人物の掌の上で踊らせていたことも判明するのですが、気持ちよく騙された感じがしてよかったです。
出演者の中では、成田凌が印象に残りました。
名演というべきか、怪演というべきか、ものすごく存在感がありました。
初登場からインパクトがあり、画面に現れるたびに注目してしまいました。
表情の変化や言葉の発し方も印象的で、ただそこに立っているだけで感じるものがありました。
彼の存在で映画自体の評価されるのではないかと思えるくらいの熱演でした。
1作目でも感じたことですが、インターネットを使った犯罪って怖いですね。
インターネット犯罪といっても、自分が注意していれば防げるようなものではなくて、いくら注意しても注意のしようがないのではないかと思いました。
商業施設のWi-Fiになりすましてアクセスを誘うとか、大抵の人は騙されそうです。
自分のスマホももしかしたらすでにハッキングされているのではないかと怖くなってしまいました。
さらに、自作のコンピューターウイルスならウイルス対策ソフトに引っかからないというセリフも地味に怖いですね。
実際にこんなサイバー犯罪ってあるのでしょうか…
そういう意味でも、すごい映画でした。
印象に残ったセリフ
“よかった、やっぱりあの時、スマホを落として”
引用元:映画『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』
エンディングでの美乃里のセリフです。
1作目と異なるのは、今回はスマホを落としたことは悲劇ではありません。
まとめ
今回の映画感想文では『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』を紹介させてもらいました。
この作品の僕の評価は★★★★☆です。
サスペンス映画として、かなり面白い作品だと思いました。
サスペンス映画が好きな方、千葉雄大や白石麻衣が好きな方、そして成田凌が好き・もしくは彼の怪演が見たい方にはおすすめの映画です。
興味がありましたら、チェックしてみてください。