僕が観賞した映画について、どのような映画でどのように感じたかを【映画感想文】としてまとめてみました。
第2回では広瀬すずが主演を務めた衝撃作『一度死んでみた』についてです。
映画のあらすじや感想について、なるべくネタバレなしで紹介していきたいと思います。
皆様の映画選びの参考になれば幸いです。
映画のデータ
タイトル:一度死んでみた
ジャンル:コメディ映画
監督:浜崎慎治
脚本:澤本嘉光
製作:2020年 日本
主な出演者
野畑七瀬役:広瀬すず
松岡卓役:吉沢亮
野畑計役:堤真一
『一度死んでみた』のあらすじ
なかなかデビューの見込みの立たないデスメタルバンドのボーカル・七瀬は父親のことが大嫌いです。
父親のことをイメージしながら、「1度死んでくれと」いうフレーズを日々歌い続けています。
七瀬の父・計は製薬会社の社長をしています。
彼の開発する新薬の研究データを奪うために、会社にスパイが潜り込んでいることが発覚します。
計は会社が開発した“2日間だけ死ぬ薬”を使用し、スパイをあぶり出そうとするのですが、死んでいる2日間のうちに会社を乗っ取られそうになってしまいます。
さらには生き返る前に火葬されてしまいそうになる計…
七瀬は存在感のなさすぎる計の秘書・松岡と共に父を救うために奮戦します。
『一度死んでみた』の感想
母親の死の間際でも仕事のためにお見舞いに来なかったことで、父親のことが嫌いになってしまった七瀬。
それから父親に対しての反抗期がずっと続いているのですが、そんな彼女が大嫌いな父親を必死で助けようとするハートフル・コメディです。
テンポがいい感じに早くて、面白い映画でした。
前半部分で出てきた絡みを後半でしっかりと伏線回収していたりと、細かいところもしっかりこだわっているなぁと感じました。
笑わせるところはたっぷり笑わせてくれて、感動できるところはよかったなぁと感心させてくれて、なかなか濃密な93分を楽しむことができました。
出演者がかなり豪華です。
主役クラスはもちろんですが、脇役というよりも端役クラスの人達が豪華すぎます。
中でも、今大人気の佐藤健…出番あれだけなの!?(笑)
宇宙飛行士の野口聡一やプロレスラーの真壁刀義、本間朋晃とかも出ていました。
主演の広瀬すずが良かったです。
かなりぶっ飛んでいました。
広瀬すずが出演した映画と言うと、『怒り』や『三度目の殺人』を見たことがあるのですが、今までは正統派な美少女の役が多かった気がします。
今回演じた七瀬役は言葉も乱暴でリアクションも大きくて、今までとはだいぶ違うイメージでした。
下手すぎるウソ泣きのシーンは圧巻でした。
彼女の新しい顔を見ることができました。
こんな広瀬すずも悪くないと思います。
そして、BGMが印象的でした。
七瀬の歌う『一度死んでみた』がインパクト強すぎます。
ライブシーンやストーリーの合間、エンディングと流れる頻度が多いのですが、広瀬すずの「デス・デス・デス・デス」の連呼がいつまでも耳に残ります。
良い意味で(!?)中毒性のある曲ですね。
そして、同じく七瀬の歌う『水平リーベは僕の船デス』が意外といい曲過ぎてびっくりしました。
映画の流れもありますが、単独で聴いてもじんわりとする気がします。
個人的にコメディ映画は邦画の方が面白いと思います。
何も考えずに、最初から最後まで楽しく見ることができました。
印象に残ったセリフ
“気持ちは言葉で伝えないと伝わらない”
引用元:映画『一度死んでみた』
当たり前のことですが、できてないことが多いですね。
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まとめ
今回の映画感想文では『一度死んでみた』を紹介させてもらいました。
この作品の評価は★★★☆☆です。
広瀬すずの強烈すぎるキャラが最高でした。
楽しい気持ちになりたい人やとにかく笑いたい人、広瀬すずが好きな人にはおすすめの映画です。
興味がありましたら、チェックしてみてください。